スマート保育所とは、待機児童を解消するために今年度から東京都が始めた制度です。

開設資金など最大1500万円の助成金が東京都から給付されます。

これまでは、定員20名以上でないと認可保育所は開設できませんでした。
しかし、待機児童が集中する都市部である程度大きな敷地を確保するのはかなり難しく、
それが待機児童問題の原因の一つとなっています。

そこで少人数定員の保育所を開設して、機動的に待機児童を解消しようと
作られた保育所の1つがスマート保育所です。
スマート保育所は、今年度から2年間限定の制度になります。
市区町村が、面積・職員配置・保育料などの基準を定めますので自治体によって異なります。
運営は、自治体が行うか、民間事業者に委託されます。

 

いもほり

☆特徴☆

定員は6名~19名
対象は0歳児~2歳児
ビルの空きスペースなどを利用する
園庭はないためお散歩がメイン

 

第1号スマート保育所は、8月に豊島区に開設されました!
9月には杉並区で、来年度4月には板橋区で開設が予定されています。
さらに豊島区は10月にも東京スマート保育を2ヶ所追加し、今年度中に
計5ヶ所を設置する計画です。
ちなみに板橋区も15ヶ所開設予定、杉並区も6ヶ所設置予定です。

このように次々と保育所が増園されています。
待機児解消と同時に保育士不足が問題となっているのが現状です。