保健だよりとは、養護教諭の教育実践の1つで、昔から多くの養護教諭が保健指導などの手段の1つとして発行してきたものです。とくに法的な定めはなく、目的も様々です。
保健だよりの目的は、管理的側面と教育的側面に分けられます。管理的側面で言うと、保育園での保健行事を知らせる、子どもたち及び地域の健康実態を知らせる、子どもと保護者の連携をはかることが目的です。また教育的側面で言うと、子どもの健康の情報の伝達、保健教育の実施状況や内容を知らせて家庭との共通理解をはかる、健康に関心を持たせることを目的としています。つまり、健康情報の発信とコミュニケーションの手段であり、保育園、子ども、家庭をつなぐ役割を果たしているといえます。