保育の現場でよくある「けがや異変」についての対応と応急処置について書きたいと思います。
【鼻血】
・額から鼻にかけて冷やして安静にさせます。
・口にたまった血は吐き出させます。
・寝かすときは上向きにせず、出血したほうの鼻を下にして横にします。
※しばらくしても鼻血が止まらない場合は病院へ!
【誤飲】
・保育者の腕やひざに子どものみぞおちを乗せ、背中(肩甲骨のあたり)をたたいて吐き出させます。
※取り出せない場合や薬品などの異物の場合はすぐに救急車を!
【打撲】
・軽い打ち身の場合はすぐに幹部を冷やし、安静にします(傷があれば処置し、ガーゼで保護した上から冷やします)。
・頭や体の大切な部分の打撲は、次の項目をチェックして病院へ連れて行くことも。
○顔色やようすは? 意識は? 泣き方は?
○吐いていないか?
○出血は?
※骨折のおそれのあるときも病院へ。
どんなに安全に配慮していても、けがや事故は起きてしまう可能性があります。大切なことはその時の対応です。すぐ対応できるためにも状況や症状を知っておくことが重要になります。
また子どもの異変に気付けるよう、ふだんから子どもの体質などについて保護者と情報を共有しておきましょう!